【両家の顔合わせ】結納か婚約食事会、どちらにするべき?親への結婚挨拶が済んだら、いよいよ結婚式向けて本格的な準備が始まります。それと並行して考えたいのが、両家の顔合わせ。この記事では、両家の顔合わせはどのような形式があるのか、どのように選択すればいいのかをご紹介します。
結納を交わすか、食事会のみとするか
両家の顔合わせのスタイルとしては、昔ながらの婚約の儀式である結納を交わして会食を行うパターンと、結納はなしで食事会のみを行うパターンがあります。最近の傾向としては、結納は行わずに、食事会のみを行うケースがほとんどです。ちなみに、ゼクシィ結婚トレンド調査2020(全国推計値)では、以下のような結果が出ています。
- 両家の顔合わせのみ行った 84.7%
- 両方行った 8.5%
- 結納のみ行った 2.4%
- どちらも行わなかった 4.2%
結納ってどんなもの?
結納とは両家がふたりの婚約を確認し合う儀式です。儀式の内容は地域によって微妙に異なりますが、決められた流れや作法に則って、結納品や結納金を交換することになります。儀式の時間は15分程度です。その後、両家で会食をして、親睦を深めます。
結納は堅苦しい、面倒くさいと感じる人も多いけれど、けじめをしっかり付けたい、せっかくだから伝統の儀式を行いたいと考える人もいるわ。
婚約食事会ってどんなもの?
婚約食事会は両家が一堂に集まり、ふたりの婚約を認め、祝福する食事会となります。進行など決められたものはありません。ふたりが両家の親を招待し、引き合わせるという形をとることが多いようです。なお、食事会の場合でも、結納の儀式は省いて結納品や結納金を交換することもあります。
結納と婚約食事会、どちらにするかどうやって決めればいい?
婚約の儀式をきちんとした形で行いたいと考えるのなら結納、堅苦しくなく、カジュアルな雰囲気で顔合わせをしたいというのなら、婚約食事会がお勧めです。まずはふたりで話し合い、どちらのスタイルにしたいか決めるといいでしょう。
その上で、それぞれの親の意見を聞きます。ふたりの希望が強ければ、「ふたりで話し合って、こうしたいんだけど、どう思う?」と打診してもいいでしょう。
意見が食い違ったら、ふたりが間に立って調整を
ふたりと両家の意向が同じなら問題ありませんが、食い違う場合は調整が必要となります。
調整の際は、こだわりが強い方に合わせるのが無難。また、親世代では男性側がお嫁さんをもらう立場、女性側が娘を嫁がせる立場という意識を持っていることも多く、その場合、結納については女性側の意向が尊重されるべきという考え方があることも念頭に置いておきましょう。
結婚式の3カ月までを目安に日程を決めよう
結納、婚約食事会、どちらの形式を選択するにせよ、結婚式の3カ月くらい前までを目安に日程を考えるのがお勧めです。日程の調整をする時も、ふたりが間に立って調整しましょう。お日柄を気にする親の場合は、六曜もチェックして。
↓六曜についてはこちらの記事をチェック!
結納の場合は午前中に儀式を行い、昼食を共にするのが一般的。婚約食事会も昼の時間帯に行うのがお勧めです。ただし、両家の都合により、夜の時間帯に行っても構いません。
コロナ下では両家が一堂に会するのが難しいこともあるんじゃないかにゃ。
そうね。いまは両家顔合わせも臨機応変にしていいと思うわ。とりあえずオンラインでというのもありじゃないかしら。
そうにゃの?
新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたら、改めて両家で集まる機会を設ければいいと思うわ。
↓コロナ下の両家の顔合わせについてはこちらの記事をチェック!
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