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【結婚式会場の下見】はスタッフを見る!ここだけは絶対にチェックしたいポイント6

会場下見のチェックポイント
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結婚式会場を選ぶ際には実際に会場を訪れ、自分の目で確かめることが大切です。昨今ではオンライン下見を取り入れている会場も多いのですが、やはり一度は会場を訪れるべき。WEBやパンフレット、オンライン下見などではわからないことが見えてきます。この記事では、短時間で効率的に下見を行うために、ここだけはチェックしたいというポイントをご紹介します。

最寄り駅から会場まで安心して歩けるか

最寄り駅から会場までのアクセスなんて、Googleマップで調べればわかるよ、とお思いの方もいらっしゃるでしょう。確かにどのルートで、何分掛かるのかはGoogleマップで十分に分かります。でも、会場までの道のりの雰囲気まではわからないのでは?

会場までの道のりを実際に歩いてみて、住宅街か繁華街か、道は広いのか狭いのか、上り坂か下り坂か、歩きやすいのか歩きにくいのか、街が醸し出す雰囲気はどうか……ということを、肌で感じてみてください。ゲストが結婚式への期待で心を弾ませ、安心して歩くことができるかどうかを確認しましょう。

また、最寄り駅から会場まで少し離れている場合、駅前ですぐにタクシーが拾えるのかどうかもチェックして。場合によってはタクシーやマイクロバスなどを手配した方がいいこともあります。会場側に送迎バスがないかも確認を。

【会場までのアクセスでチェックしたいこと】
□最寄り駅から会場までの時間(徒歩あるいは車)
□最寄り駅から会場までの道の状態
□最寄り駅から会場までの道のりの雰囲気
□会場の送迎バスの有無

エントランス、ロビー、控室、トイレは整っているか

会場下見のチェックポイント

WEBやオンライン下見などでは意外に分からないのが付帯施設。まずはエントランス。ここはゲストの第一印象を決める大きな要素となります。来るまでに得た会場についての情報は一度忘れて、まっさらな気持ちでエントランスを眺め、中に足を踏み入れてみましょう。そのときのあなたの第一印象は、おそらくはゲストの第一印象と同じでしょう。

「素敵!」と思うのか、「あれ、こんなところ?」と感じるのか……。エントランスがいまいちでも、宴会場が素晴らしい!という会場もあります。全体を見ての判断となるので、第一印象は忘れずにメモをしておき、最後に判断するときの材料とするといいでしょう。

また、ロビーは受付前のゲストが過ごす場所となる可能性も高いので、居心地の良さもチェックして。さらに、親族の控室の広さや快適性、両家にそれぞれ用意できるのかを確認。親族以外のゲストの控室はあるのか、ない場合はどこで待ってもらうのかも聞いてみて。ゲストの着替え室があるのかも確認しましょう。

また、重要なのはトイレです。とくに女性用のトイレは数が十分にあるのかどうか、清潔感や広さなどもチェックします。

【会場の付帯施設でチェックしたいこと】
□エントランスの雰囲気や佇まい
□ロビーの広さや雰囲気
□親族控室の数や広さ
□親族以外のゲストの控室の有無や広さ、雰囲気
□ゲストの着替え室の有無
□トイレの数や広さ、清潔感
□バリアフリーヘの対応
□エントランスから挙式場、宴会場などへの動線

スタッフの対応は心地いいか

実際に行ってみないと分からないのが、会場のスタッフの雰囲気です。もちろん電話やオンライン下見などでもスタッフの対応をみることはできます。でも、それはあくまでも対応してくれるスタッフのみ。

会場に行けば、応対してくれるスタッフはもちろん、会場にいる全てのスタッフを見ることができます。そして、スタッフが働く雰囲気を肌で感じられ、その雰囲気が自分たちの好みに合うのか合わないのかを判断できるのです。

ふたりが求める雰囲気やサービスがそこにあるのか、数多くのスタッフが働いている姿を見たり、接したりすることで、その会場のサービスの質やホスピタリティを確認し、自分たちが求める結婚式にふさわしいかどうかをチェックしましょう。

madam
madam

その会場に流れている雰囲気がなんだかいいなあとか、反対にちょっと引っ掛かるなとか、そんな感覚的なものでいいのよ。ふたりが心地いいなと思える会場でないと、やはり素敵な結婚式はできないと思うわ。

【スタッフの対応でチェックしたいこと】
□各スタッフの対応はどうか
□スタッフの数は十分か
□サービスは行き届いているか
□スタッフが醸し出す雰囲気は好ましいものか

挙式場と披露宴会場の空間の広がりは適正か

会場下見のチェックポイント

挙式場と宴会場で気になるのはインテリアでしょう。これはWEBやオンライン下見などである程度見ることができ、雰囲気を知ることができます。

一方、実際に見ないと分からないのが、空間の広がりです。写真で見ていた場所に実際に行って見ると、「思ったより広いな」とか、「意外に狭い……」などと感じることがあるでしょう。空間の広がりは天井の高さなどにも左右されるので、実際に行ってみないと分かりづらいのです。

nora
nora

コロナの感染が気になる今は、

やっぱり広々としたところが良いものにゃ。

披露宴会場ではテーブルのレイアウトや1テーブルに何人が座るのかなど実際に見て、ゲスト同士の間隔などもチェックしましょう。また、テーブル間の距離が近いと、ゲストが立ち上がる際にイスを引いたときなど、背中側に座っている人とぶつかってしまうことも。そうしたことも確認しておきます。

さらに、レストランなどで大きな柱がある会場では、どの席からも新郎新婦を見ることができるのか確認しましょう。

↓コロナの感染予防に配慮したテーブル配置についてはこちらの記事をチェック!

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【挙式場でチェックしたいこと】
□挙式場の収容人数(ゲスト全員が入れるか)
□空間的な広がり(圧迫感がないか、密な空間にならないかなど)
□挙式場の装花(寂しくないか、追加が可能かなど)
□挙式場内のインテリアや雰囲気(採光なども含め)
□挙式中の演出
□挙式後の演出(行う場所や種類など)
【披露宴会場でチェックしたいこと】
□披露宴会場の収容人数
□空間的な広がり(圧迫感がないか、密な空間にならないかなど)
□高砂席やゲストテーブルのレイアウト
□披露宴会場の装花や装飾のテイスト
□披露宴会場内のインテリアや雰囲気(採光なども含め)
□スクリーンやモニターの位置
□どんな演出ができるか

料理の味や盛りつけのセンスはどうか

会場下見のチェックポイント

結婚式で招待客が楽しみにしているものといえばやはり料理。まずかったり、ボリュームが足りなかったりすると、ゲストもがっかりしてしまいます。ここはぜひ会場選びの前に試食をしたいところです。

ブライダルフェアでは多くの会場で試食会を行っているので、これに参加するのがお勧めです。無料試食会ではフルコースではなく、前菜とメイン料理、デザートなど、一部の料理が提供されます。一方、有料試食会ではフルコースが提供されることが多く、味はもちろん、コースとしてのバランスやボリュームなどもチェックできます。

madam
madam

会場選びの段階では、とりあえず料理の味と盛り付けのセンスが分かれば判断できるので、無料試食会の参加のみで問題ないと思うわ。

試食会では料理のほか、スタッフのサービスの様子も確認しましょう。

【料理でチェックしたいこと】
□料理の味
□盛り付けのセンス
□コースの種類
□コース全体のバランスやボリューム
□コース料理のアレンジは可能か
□料理パフォーマンスなど演出は可能か
□ドリンク(プラン)の種類
□スタッフのサービス

衣裳のラインナップは自分好みか

会場下見のチェックポイント

衣裳に関しては衣裳室の有無や提携の衣裳ショップについてはWEBなどで確認し、衣裳のテイストなどは事前にチェックしておきましょう。会場下見の際に確認したいのは、衣裳のラインナップやサイズ感。できれば何着か試着してみて、自分にフィットするのか確かめて。また、サイズ直しについても、どこまで対応してくれるのかも聞いておくことをお勧めします。

また、外部からの持ち込みは可能かどうか、持ち込む際の料金など、持ち込みの条件も確認しておきます。持ち込みについては、衣裳以外、引出物や司会者、フォトグラファーなどについても、どのような規定があるのかを事前に確認しておくといいでしょう。

【衣裳でチェックしたいこと】
□提携の衣裳ショップ
□取り扱いブランド
□衣裳のラインナップや用意されているサイズ
□持ち込み可能か
□持ち込む際の料金や条件

上に紹介した6つのポイント以外でチェックしたいのは、見積もりとキャンセル対応。こちらは可能であれば事前に書面を送ってもらっても(会場によっては不可のところも)。以上を全てチェックして、ふたりが納得する会場を選びましょう。

↓見積もりの見方についてはこちらの記事をチェック!

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madam
madam

ふたりである程度絞り込んだら、契約をする前に親にもしっかり確認してね。

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