なにかと緊張する親への結婚挨拶。スムーズに進めるためには、事前の準備や根回しが大切です。ここでは、親の機嫌を損ねることなく、スムーズに結婚挨拶を行うために、事前に決めておきたいことや準備しておきたいことを紹介します。
それぞれが自分の親に話をして、結婚挨拶の日程を調整する
最初に行うのは、それぞれが自分の親に「結婚をしようと思っている」ということを伝えることです。もうすでに交際相手として親に紹介済みであればあまり問題はないと思いますが、初めて伝える場合は相手がどんな人か簡単に話しておくと、親も安心するはずです。
特別な事情がある場合は、事前に伝えておく
すでに妊娠している、自分は初婚なのに相手はバツいち、相手に子どもがいる、相手が外国籍……など、特別な事情がある場合は、結婚挨拶の前にその事情を伝えておくのがお勧めです。ただし、ふたり揃った場で伝えた方がよいと考えるのであれば、それでも構いません。どのように伝えるかは、ふたりでしっかり相談して決めましょう。もし迷うのであれば、信頼がおける周りの人に相談してみるのもいいでしょう。
日程の調整は親の都合を優先
結婚の意思を伝えた上で、「ふたり揃って挨拶をしたいので、時間を取って欲しい」と、親の都合を聞きましょう。日程を決める際には、自分たちの都合を押し付けるのではなく、まずは親の都合を聞くのがマナー。親からいくつか日程の候補を出してもらい、ふたりで相談していつ挨拶に行くのか、日取りを決めるのがお勧めです。
六曜は気にした方がいいの？
結婚に関する日取りというと、六曜（大安や仏滅など）が気になる人もいるでしょう。あまり気にする必要はないと思いますが、親が日取りにうるさいという場合は考慮するに越したことはありません。
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なお、訪問の時間帯は食事時を避けるのが鉄則。午後の早い時間帯などがお勧めです。
どちらの家から先に行くのがいいのかにゃ〜
一般的には女性の家から先に行くのがいいとされているわ。これは昔からの習わしね。でも、両家の都合に合わせて大丈夫よ。
実家が遠くにあって、すぐに挨拶に行けない人もいるよね？
そういう場合はまずは電話で「結婚をしたい人がいるので挨拶をしたい。すぐには行けないけれど、休みが取れたらふたりで行きます」と、伝えておくといいわ。
遠方の実家に挨拶に行く際の費用は？
遠方の実家に挨拶に行く場合、交通費はもちろんふたりで負担します。宿泊する必要がある場合は、事前にホテルなどを予約しましょう。相手の親からは宿泊を勧められるかもしれませんが、基本的には断るのがマナーです。
親への挨拶ための手土産と服装を準備する
親挨拶の手土産は訪問前日までに購入して
挨拶の日程が決まったら、それに向けて準備をしましょう。まずは手土産を用意。手土産はお菓子などが一般的。親が好きなものを調べて、喜ばれそうなものを選びます。金額の目安は3000〜5000円くらい。
なお、手土産は訪問する相手の地元で購入するのは、間に合わせで買ったように思われるので、マナー違反とされています。余裕を持って、訪問日の前日までに購入するようにしたいものです。
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当日の服装も事前に準備。ヘアスタイルも整えて
当日、どんな服装で臨むのかも事前に考えておきましょう。
↓お勧めの服装＆ヘアスタイルはこちらの記事をチェック！
もしふさわしい洋服を持っていないようであれば、購入するなり、誰かに借りるなりして、事前に準備しておきます。また、髪型や髪色についてもチェック！ 親への挨拶に行くのにふさわしくない髪型や髪色をしているのであれば、事前に美容院などに行って整えておきましょう。男性はひげ、女性はネイルも含めて考えましょう。
親に聞かれそうなことをリストアップし、回答をすり合わせる
結婚の挨拶に行った際、親に聞かれそうなことをリストアップ。それに対してどう答えるのか、ふたりで回答をすり合わせしておきましょう。
聞かれそうなことは以下の通り。
- 結婚後の住まい
- 結婚後の働き方（女性は仕事を辞めるのか、働き続けるのか）
- 子どもはどうするのか
- 親との同居
- 結婚式はどうするのか
結婚挨拶の当日の流れをふたりで確認しておこう
結婚の挨拶に行く１週間ぐらい前になったら、当日の流れをふたりで確認しておきましょう。
↓結婚挨拶の当日の流れはこちらをチェック！
また、その場が和やかになるような話題もいくつか考えておくといいでしょう。そのためには、お互いの親の情報をふたりで共有しておくことが大切。親の出身地や仕事、趣味、好きなもの、嫌いなものなど。避けた方がいい話題などもお互いで情報交換しておくのがお勧めです。
ここまで準備すればカンペキだにゃ〜。
当日はアクシデントに備えて、早めに家を出るのがお勧めよ。時間に余裕があれば、焦らずに済むものね。
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