約350万円といわれる結婚式の費用。新郎新婦でどのように費用分担すればいいのか、悩んでいる人はいませんか? また、いただいたご祝儀は誰が受け取るべきでしょうか。この記事では、費用分担の方法や支払いのタイミング、ご祝儀の行方などについてご紹介します。
結婚式の費用はどうなっている?
まずは結婚式の費用の内訳について見ておきしょう。結婚式費用は以下のように3つ分けることができます。
1.共通にかかる費用
挙式、会場、演出、司会、写真やビデオの撮影、装飾などの費用
2.ゲストごとにかかる費用
料理・飲物、引出物、テーブル装花、ペーパーアイテムなどの費用
3.新郎新婦個人にかかる費用
衣裳、ヘアメイク、ブーケ、ブライダルエステなどの費用
↓結婚式の費用についてはこちらの記事をチェック!
結婚式の費用の分担方法
以下に結婚式の費用の分担方法を紹介します。しっかり話し合い、ふたりにふさわしい方法を選ぶとよいでしょう。
両家で折半する
両家の招待客数がほとんど一緒で、花嫁が着用する衣裳が少なく、新郎新婦でかかる費用があまり変わらない場合は、単純にスパッと折半してしまうのか面倒がなくていいでしょう。
招待客の比率に合わせて負担金額を算出
両家の招待客数が異なる場合は、招待客数の比率に合わせて負担額を算出するという方法もあります。
たとえば、新郎側20人、新婦側40人で、結婚式費用が400万円だった場合は、新郎が133万円、新婦が267万円を負担するといった感じです。
ゲストごとにかかる費用は頭割りで
パックプランなどを利用せず、1名あたりの料理や引出物などの料金が明確になっている場合は、それぞれの招待客数に合わせて負担金を算出するという方法を取ることもできます。共通にかかる費用については、折半または招待客数の比率に合わせて負担します。
新郎新婦個人にかかる費用はそれぞれが負担するか、あるいは折半するのでもいいでしょう。
個人にかかった費用はそれぞれが負担
結婚式では衣装代やヘアメイク代など新郎新婦それぞれに掛かってくる費用があります。これらは新婦の方が費用がかさむ傾向にありますので、折半すると不公平になる場合も。不公平感をなくすために、個人にかかった費用はそれぞれが持ち、残りの費用を折半または招待客数の比率に合わせて負担するといいでしょう。
どちらか一方が多く負担するというケースもあるわ。それぞれの事情があるから、一概にはどの方法が良いとは言えないけれど、お互いに納得することが大切ね。
費用分担を相談するタイミングは?
結婚式会場の下見をし、ざっと見積もりが出た時点で、ふたりの蓄えで費用が賄えるかどうかなど、お金の話をすることになりますから、同じタイミングでどのように分担するのかもふたりで話し合っておくといいでしょう。
費用分担がはっきりすれば、自分の蓄えで賄えるのか、親に援助をお願いしなくてはならないのかがわかります。
新婦さんは自分の貯蓄で賄えるけれど、新郎さんは親に援助を頼まないと……なんていうケースもあるかもにゃ。
親に費用援助をお願いする際にはふたりで決めた費用分担の方法も話し、相談してみるのがお勧めです。
↓親からの援助についてはこちらの記事もチェック!
支払いのタイミングを確認しておこう
結婚式会場への支払いのタイミングは会場によって異なりますが、結婚式の2〜3週間前というところが多いようです。親からの援助をお願いしている場合は、それまでにお金をもらえるように伝えておきましょう。
なお、ご祝儀で費用の一部を補填しようと考えている場合は、支払いの際にはまだご祝儀が手元にないので、別途用意する必要があるので気を付けて。親に頼んで用立ててもらうようにするといいでしょう。
また、衣裳やペーパーアイテム、引出物などを、会場以外で手配している場合は、そのつど支払うことになります。その分のお金も別途用意しておきましょう。
いただいたご祝儀は誰のもの?
いただいたご祝儀は基本的にはふたりのものになります。厳密に言うと、新郎ゲストからのご祝儀は新郎のもの、新婦ゲストからのご祝儀は新婦のものということになるでしょう。
ただし、親から費用の援助を受けている場合は、いただいたご祝儀をそのまま親に渡す場合も。このあたりは親と相談して決めるといいでしょう。
それぞれの家でしきたりがある場合もあるから、親と相談するのがお勧めよ。相手の家とやり方が異なるかもしれないけれど、そこは割り切りも必要かもしれないわ。
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