子どもが結婚を決め、挨拶をしたいとのこと。本来ならば、喜んで我が家に迎え入れるところですが、コロナ下ではいろいろ心配もあることでしょう。そこで、この記事ではコロナ下における結婚挨拶で、親が知っておきたいこと、気をつけたいことをまとめてみました。
↓子どもたちはこんなふうにコロナ下での「親への結婚挨拶」を考えています。
コロナ下の結婚挨拶。そもそも対面で行うべき?
親への結婚挨拶は一般的にはふたりが親のもとに向かい、対面で行うもの。このときに、子どものパートナーに初めて会うというケースも多いでしょう。とはいえ、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況では、若いふたりと会うことに、不安を感じる人もいるかもしれません。
新型コロナウイルスが終息していない段階では、結婚挨拶も対面にこだわることはないのかもしれません。いまは顔を見ながら話せるビデオ電話やウエブ会議アプリもあるので、そうしたツールを使っての結婚挨拶もありでしょう。また、電話で話をするというのでも。
コロナ下で対面を不安に感じるのであれば、子どもから挨拶の打診があった時に、オンラインや電話での挨拶を提案するといいでしょう。
その際は、「コロナが落ち着いたら、ぜひ実際に会いましょうね」という言葉を付け加えるのをお忘れなく。
対面での結婚挨拶で、気をつけることは?
子どもと話し合った結果、対面での挨拶になった場合は、迎え入れる準備をしましょう。大切なのは感染予防対策です。お互いが安心して会うために、心を配りましょう。
玄関先では
玄関には消毒液を用意し、ふたりが訪れたら手指の消毒を促しましょう。玄関先で出迎える時は、至近距離になりがちなので、マスクは着用したままで。子どものパートナーはマスクを取るべきか悩んでいるはず。先に親から、「マスクをしたままで大丈夫よ」などと声を掛ければ、安心するでしょう。また、部屋に通す前に、「手洗いしたければ、洗面所へどうぞ」と言ってあげるのも、相手にとっては助かるはずです。
部屋では
一同が集まる部屋はしっかり換気を。夏や冬は換気をしにくくなりますが、できるだけ空気を入れ替えるようにします。対面で会話をすることになると思いますが、なるべくお互いの間隔を取るようにしましょう。とはいえ、一般の家庭では2mもの距離を取るのは難しいでしょうから、会話中はマスクを着けるのが無難です。
とはいえ、ずっとマスクをしていて、お互いの顔がわからないというのも、結婚挨拶の場では困ります。最初に「ちょっとマスクを外しましょう」と言って、会話はなしでお互いの顔を見せる場面を作るといいでしょう。
挨拶の時間は?
通常であれば、和やかに会話をして、お互いの親睦を深めることになりますが、コロナ下では短時間で切り上げるのがいいでしょう。一緒に食事でもと言いたいところかもしれませんが、それは避けた方が無難。お茶とお茶菓子程度でもてなし、1時間程度でお開きとします。
子どもたちはおいとまのタイミングがつかめないかもしれないので、「もっとお話したいしたいけれど、コロナ下でもあるので、このへんで。感染が収まったら、また遊びに来てね」などと言ってあげるといいでしよう。
事前に感染対策のすり合わせを
コロナに対する感じ方やどこまで感染対策を行うかなどは、職業や環境などにも左右され、人によってさまざまです。子どもたちがどのように考えているのかを、事前に聞いておくのがお勧めです。
マスクについてはいろいろな考え方があると思うけれど、結婚の挨拶でコロナに感染なんてなったら、やっぱり気持ちの良いものではないと思うので、個人的には用心するに越したことはないと思うわ。
↓結婚挨拶の当日の流れはこちらをチェック!
オンラインでの挨拶で、気をつけることは?
オンラインでと決まったら、どんなツールを使うのかを子どもと相談しましょう。仕事などで使い慣れているという人なら問題ないと思いますが、ちょっと苦手という人は子どもに使い方を聞くなどして、事前に練習しておくことをお勧めします。
心配な人は、子どもに頼んで予行練習をしてもいいかもにゃ。
オンラインでというと、服装などに気を抜きがちになりますが、結婚の挨拶という場ですので、ある程度改まった服装をすることをお勧めします。背景にも気を使い、すっきりと見えるように気をつけましょう。
結婚の挨拶では子どもサイドは非常に緊張しているもの。そのため、自分たちが考えていることを言い出せないというケースも。子どもたちの気持ちを酌み取り、お互いが歩み寄って、スムーズな結婚挨拶ができるようにしたいものです。
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★「コロナの時代の結婚式」の記事はこちらでまとめてご覧頂けます。
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