子どもが結婚することになり、相手を伴って家に挨拶にやって来ることになったとき、迎え入れる親としてはどのような準備をして、どのような態度で臨めばよいでしょうか? 服装やお茶菓子なども含め、いざというときに慌てないように確認しておきましょう。
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↓子どもたちはこんな準備をして「親への結婚挨拶」に備えています。
子どもから日程を相談されたら
「結婚の挨拶をしたい」と子どもから日程の相談があったら、なるべく早めに都合のよい日程を提示してあげましょう。なお、時間は午後の早い時間帯がお勧め。
結婚に関わることなので、おめでたい日取りがいいと思う人もいるでしょう。ただ、六曜は迷信に近いものなので、それほど気にすることはないと思います。もちろん気になるのであれば、その旨を子どもに伝えておきましょう。
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なお、女性の家を先に訪れるのが一般的ですが、両家の事情により男性の家が先でも問題はありません。どちらの家に先に行くかについては、あまり詮索せずにふたりに任せておくのがいいでしょう。
聞くと気になっちゃうこともあるから、聞かないのが精神安定上良さそうだにゃあ。
どんな服装で迎える?
親への挨拶に備えて、子どもたちもきちんとした服装で臨みます。
↓親への結婚挨拶で子どもたちがどんな服装でくるのかはこちらの記事をチェック!
ですから、迎える側もそれなりにきちんとした服装をするのがお勧めです。とはいえ、自分の家なので、そこまでかしこまった服装をする必要はありません。男性は襟つきのシャツにスラックス、女性はブラウスにスカート、あるいはワンピースなどがいいでしょう。
休日に買い物や食事に出掛けるときの服装をイメージしてみると分かりやすいかもしれないわね。
お茶菓子や食事などの準備は?
結婚挨拶での滞在時間は1時間〜1時間30分。おもてなしは基本的にはお茶とお茶菓子を出すくらいで十分です。最初に日本茶などを出し、話が一段落したらコーヒーや紅茶とともにクッキーやパウンドケーキ、フルーツなどを出すのもいいでしょう。もちろん、和菓子などでも構いません。事前に相手の好みを聞いておき、喜ばれるものを出してあげても。
食事を共にするかどうかは、その時の状況にもよるでしょう。もし一緒に食事でもと考えるのなら、事前に打診しておくのがお勧め。手料理でもてなしても、レストランなどに出掛けても、どちらでも問題ありません。
女性が男性の家に結婚挨拶で訪れた場合、お母さんから手料理でもてなされると、「お手伝いしなくていいのかな?」と気を使っちゃうかもにゃ。となると、外食の方が無難かにゃあ?
そうね。手料理でもてなす場合は、「今日はお客様なんだから、お手伝いとか気にしないで大丈夫だからね」と事前に言ってあげるといいかも。
なお、相手に辞退された場合、何度も強く誘うのはやめたほうが無難。2度まで勧めて辞退されたら、その場は引き下がるのがお勧めです。
どんなことを聞く?
何か聞きたいことがあれば、子どもの側からの挨拶が済んだ後がいいでしょう。入籍や結婚式のタイミング、両家の顔合わせ、新居、将来の展望など、気になることを尋ねるのは問題ありません。聞きたいことは事前にまとめておくと、慌てずに済むでしょう。
ただ、挨拶の時に、あまり細かなことをくどくどと問いただすのは避けた方が無難です。結婚に賛成であれば祝福の言葉を掛けて、具体的な話は日を改めてした方がいいでしょう。
結婚に反対の場合は?
なんらかの理由で、結婚には賛成できない場合もあるでしょう。そんなときはあまり感情的にならずに、なぜ結婚に賛成できないか、その理由を伝えましょう。
その場で結論を急ぐことはありません。まずは自分の気持ちを子どもに伝え、お互いに歩み寄ることができるかどうかを考えましょう。何か解決策が示されれば結婚に賛成できるというのなら、その旨も伝えると子どもたちも考えやすいかもしれません。
結婚の挨拶は受ける親も意外に緊張するもの。親も当日の流れをシミュレーションしてみて、慌てずに対応できるようにしておくといいにゃあ。
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