新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための「新しい生活様式」に合わせて、「NEW NORMAL for HAPPY WEDDING宣言」というのが出されたそうだにゃあ。
結婚式場18社と『ゼクシィ』を発行している株式会社リクルートマーケティングスが発起人になって発表したのよ。6月22日の時点で1350の会場が賛同しているわ。
1350ってすごいにゃあ!
発起人の18社というのが大手ばかりだから。普段はライバル関係にある会社がこれだけ集まって、共同で宣言を出したというのはすごいことだと思うし、それだけコロナの影響がすさまじかったということね。ちなみに、帝国ホテルやホテルニューオータニなど、高級ホテルも名を連ねているわ。
宣言の内容はどうにゃの?
以下の7つから成り立っているわ。
2.大切な一日の延期・キャンセル対応について、事前に、丁寧にご説明します
3.準備のサポートにおいても、オンライン相談など安心できる距離感を保つ取り組みを実施します
4.式当日を安心して迎えていただくために、全スタッフの体調管理を行います
5.おふたりと、大切なゲストをお守りするために、施設・備品の衛生管理に取り組みます
6.「おめでとう」「ありがとう」を存分に伝えあっていただけるよう
館内移動・席次配置・その他プログラム提案を通じて、ソーシャルディスタンスの確保に取り組みます
7.さまざまな年代のゲストが集う特別な一日を、みなさまで心置きなく楽しんでいただくために列席者の方々へも感染拡大防止にご協力をお願いしてまいります
う〜ん、なんだかわりと抽象的な感じなんだにゃ。
そうね。具体的な内容は各会場で落とし込んで行くということになるのかしら。ベストブライダルではソーシャルディスタンス様式の会場レイアウトとか、家族との会食→挙式→友人との1.5次会とか、1時間半のショート披露宴とか、いろいろなプランやアイデアを提案しているわ。
「花嫁レスキュー」でも提案してたにゃ。
ソーシャルディスタンス様式の会場レイアウトはなかなか考えたな〜と思ったわ。飛沫防止のアクリル板にゲストのメッセージを書き込んでもらうというのも面白いアイデアね。ただし、それぞれのゲストが書く場所は厳密に区切った方がいいと思うけど。
延期やキャンセルについてはどう? けっこう気になるにゃ。
そうね。残念ながらあまり踏み込んではいないの。まあ、これだけ多くの会場が集まっているから、意思を統一させるのは難しかったということかな。その点では、リクシィの「withコロナ時代の結婚式宣言」の方が踏み込んでいたかもね。
「新型コロナの未収束を理由とする日程変更は、『実費負担のみ』または『キャンセル相当額を全て挙式実施時に充当』にて対応」というやつだにゃ。これって確か4〜5月の新規成約者が対象だったんじゃなかったかにゃ。
その後どうなっているのか、情報がリクシィからも日本ブライダル文化振興会からも出ていないのだけれど、この延期に対する対応は、新郎新婦にとって安心材料になるから継続して欲しいなと思うわ。
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