コロナ離婚が増えているみたいだにゃ。
コロナによって相手の人間性が見えてしまった部分があるみたいよ。
たとえば?
どんなに強く言っても手洗いやマスク着用といった感染予防対策を全くしないとか。外出自粛要請が出ているのに、遊びに行っちゃうとか……。「自分は大丈夫」というわけのわからない自信で身勝手な行動を取られたりすると、「ああ。こんな自己中心的な人だったんだ」と、一気に相手が嫌いになって離婚に至るということのようよ。
なるほど。でも、そういうことって夫婦だけじゃなくて、家族とか友人、知人レベルでもありそうだにゃ。
そうね。コロナが猛威を振るっていたときによく聞いたのは、「結婚式に招待されているけれど、本当にやるのかやらないのか新郎新婦から全く連絡が来ないので困惑している」というもの。
↓withコロナで結婚式に招待するときに気を付けたいことはこちらの記事をチェック!
確かにそれは困るにゃ。招待された方からは、なかなか「いきません!」とは言いにくいものにゃ。
結婚式の日程はずいぶん前に決まるから、今回の流行は新郎新婦にとってまさにコロナ禍と言っていいものだったと思うわ。延期するかキャンセルするか、みんな本当に悩んだと思う。いろいろなことが頭の中を駆け巡って、招待客に連絡するのが遅くなってしまったということもあったでしょうね。
そうだにゃあ……。
さまざまな事情があったんだと思うけれど、それでもやっぱり招待客へは何をおいても早めに連絡すべきだったと思うわ。延期なのか中止なのか、はたまた行うのか、まだ決めきれていないんだとしたら、「すみません。まだ決められないんです」というのでもいいのよ。
状況が分かれば、招待客も何となく安心するかもしれないにゃ。
そうなの。そして大切なのは、「行う」と決定した場合の対応ね。もし4〜5月くらいのような状況だったら、いくら事前に「出席」の返事をもらっていたとしても無理強いをしないのがいいと思うわ。
そして、そんなときはこんなふうに伝えるといいかもね。
そういえば、マダムは前から「結婚式は人間関係を整理する機会になる」って言ってたにゃ。
↓「結婚式は人間関係を整理する機会」についてはこちらの記事をチェック!
招待される側にとっても、結婚式は新郎新婦の人柄を見極める一つの機会になるわね。それがこのコロナによってより強くなったような気がするわ。
自分のことだけを考えて結婚式を強行するのだとしたら、「今後のお付き合いは考えさせてもらう」という人がいても不思議ではない
ということかにゃ。
イタリア人作家のパオロ・ジョルダーノのエッセイ『コロナの時代の僕ら』(早川書房)にこんな文章があるわ。
コロナのような非常事態も結婚式のような非日常なイベントも、人間性がむきだしになりやすいのよ。「ウエディングハイ」なんて言葉もあるでしょ。自分の周りの大切な人たちを失わないためにも、よく考えて行動する必要があるわね。
そうだにゃ。自戒を込めて。
★「コロナの時代の結婚式」記事はこちらからまとめてご覧頂けます。
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