新型コロナウイルス感染防止のなかで、俄然注目を集めているのがフォトウエディング。そのメリットや費用、プラン選びのポイント、準備の流れなど、すべてご紹介します。
フォトウエディングってなに?
ここ数年、注目を集めているフォトウエディング。これは結婚の記念に婚礼衣裳(和装・洋装)を着てさまざまなシチュエーションで記念撮影をするというもの。基本的には、挙式や披露宴を行わず、写真撮影で代用するというものです。
ちなみに、挙式や披露宴を行った上で、別に婚礼衣裳(和装・洋装)を着て写真撮影をすることもあり、これは別撮り(前撮り・後撮り)撮影と呼ばれます。
最近ではフォトウエディングと別撮り(前撮り・後撮り)撮影の分けはあいまいになってきているみたいね。
まあべつに区別することもないけどにゃ。
フォトウエディングのメリットは?
フォトウエディングのメリットはなんといっても費用が安いということ。また、好きな場所で好きな衣裳を着て思い通りの写真が残せるというのも大きな魅力といえるでしょう。
さらに、準備が簡単で、気軽にできるというのも大きなメリットといえます。
結婚式はあまりあげたくないけれど記念の写真は残したいという人や、おめでた婚で結婚式の準備が大変という人に人気があるわ。
フォトウエディングはどんなところで撮影できるの?
フォトウエディングではさまざまなシチュエーションで撮影することができます。人気が高いのはチャペルや神社などセレモニーの場。最も結婚式らしさを出せる場所ということができるでしょう。
また、海辺やガーデンなど自然に溢れた開放的な場所での撮影も人気があります。一方で、重要文化財に指定されているような歴史ある重厚な建物のなかで撮影するなどということも……。あるいは写真スタジオでお気に入りのアイテムに囲まれての撮影や、凝ったポーズでの撮影なども可能です。
さらに、ふたりの思い出の場所で撮影するということもできます。また、沖縄など国内のリゾート地や海外でのフォトウエディングもあります。
こうしてみると本当にいろいろなところで撮影できるんだにゃ。
フォトウエディングはどこに申し込めばいいの?
フォトウエディングは、専門の写真スタジオや専門業者のほか、結婚式場やホテル、フリーフォトグラファーなどが請け負ってくれます。
準備が簡単で費用も安いのが専門の写真スタジオや専門業者です。スタジオでお気に入りのアイテムと一緒に撮影したいという場合はとくにお勧めです。
結婚式場やホテルなどでは本格的なチャペルや神殿などが利用できますので、本物感のある写真が残せるでしょう。
フォトウエディングの衣裳やヘアメイクはどうすればいいの?
専門の写真スタジオや専門業者、ホテルや結婚式場で依頼する場合は、衣装やヘアメイクもお任せすることができます。いくつかのプランを用意していて、衣装やヘアメイクの料金もプラン料金に含まれていることかほとんどです。
一方、フリーのフォトグラファーに依頼する場合は、自分で手配しなければならない場合もあるかもしれません。
フォトウエディングの費用はどれくらいかかかるの?
フォトウエディングの費用は撮影場所や衣裳点数、撮影カット数、アルバムやデータ納品の有無などによって異なってきます。
スタジオ撮影で衣裳も1点ずつくらいだと1万円以下で済むプランもあります。衣裳点数を増やし、データ納品を選択すると、5万〜6万円ほどになってしまうことも。
また、室内撮影よりはロケーション撮影の方が費用はアップし、10万円くらいかかることもあります。なお、平日よりも土・日曜・祝日は割り増し料金を取るところもあります。
↓スマホで撮影するリーズナブルなフォトウエディングについてはこちらの記事をチェック!
フォトウエディングのプラン選びのポイントは?
プランを選ぶ際には何が含まれていて、何が含まれていないかをしっかり確認しましょう。
プランには以下のものが含まれているかどうかをチェックします。
- 衣裳(新郎新婦それぞれ何着か、和装か洋装か、何着の中から選べるのかなど)
- アクセサリーや小物
- ブーケ&ブートニア
- ヘアメイク(衣裳に合わせてヘアチェンジできるかなど)
- 撮影カット数
- 撮影データ
- アルバム
- プリント写真
また、ロケーション撮影の場合は、何カ所移動できるのかなども確認しておくのがお勧めです。
もし自分で衣裳を手配したい場合は、持ち込み可能かどうかも確認してみるといいわ。
疑問に思うこと、不安に思うことは、申し込みをする前に必ず確認してにゃ。
フォトウエディングの準備の流れを教えて!
絶対にこの日に行いたいという日がある場合は、早めに検討・申し込みをするといいわ。
withコロナ時代のフォトウエディングは?
新型コロナウイルスの感染拡大により、結婚式のあり方も変わらざるを得ない状況になっています。結婚式は諦めようか……というふたりにとって、結婚式の衣裳を着て撮影ができ、記念の写真が残せるフォトウエディングはまさに救世主といえる存在かもしれません。
ふたりだけのフォトウエディングでも十分ですが、ブラスアルファを付け加えたフォトウエディングはいかがでしょう。
たとえば、チャペルや神殿などで写真を撮るだけではなく、そこで挙式も行ってみては? 親や親しい人などに参列してもらえば、きっと素敵な思い出となるはずです。
また、フォトウエディングにちょっとしたパーティをプラスするのはいかが? 親しい人たちだけに限り、1時間ほどの短い時間なら、観戦の機会を減らすことにつながるのではないでしょうか?
いまはフォトウエディングだけで我慢し、ワクチンや治療薬が開発され、晴れてコロナを克服できた暁には、思い通りの結婚式を挙げるというのもお勧めです。
結婚式はちょっと……と考える人も、フォトウエディングで結婚の記念を残してみるといいにゃあ。
↓フォトウエディング以外の結婚式のスタイルはこちらの記事をチェック!
★「コロナの時代の結婚式」の記事はこちらでまとめてご覧頂けます。
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