婚約指輪や結婚指輪を手配する方法は大きく分けて4種類。オーダー、セミオーダー、既製品、手作りとなります。それぞれのメリットとデメリットをご紹介しますので、自分たちにぴったりの方法を見つけてください。
→婚約指輪&結婚指輪の費用や誰が買うかについてはこちらの記事をチェック!
【オーダー】世界一つの指輪が出来上がる
【メリット】
デザインから全て自分たちだけのために作ってもらうスタイルです。世界に一つと同じものがなく、すべて自分の好みに作り上げることができます。
ふたりの要望をデザイナーが丁寧にヒアリングしてくれ、目の前でデザイン画を描いてくれるので、ある程度の仕上がりイメージを持つことができます。また、サイズもぴったりに作ることができます。
【デメリット】
発注してから手元に届くまで時間が掛かります。制作時間はショップによって異なりますが、2〜3カ月くらいは見ておくといいでしょう。また、イメージ画を描いてくれるとはいえ、最終的にどのような形になるのかがわかりにくい面があります。
【費用の目安】
セミやオーダーや既製品と比べて、飛び抜けて高いというほどではありません。ちなみに「ゼクシィ結婚トレンド調査2019・全国(推計値)」によれば、婚約指輪の平均は44万6000円、結婚指輪の平均は25万円(2本)となっています。
【セミオーダー】細かなアレンジができる
【メリット】
既存のデザインに好みでアレンジを加えます。婚約指輪に比較的多い方法で、枠のデザインを選び、それに好みのダイヤモンドを組み合わせます。メレダイヤの数などが調節できることがあります。デザインも実物で確認できるので、仕上がりのイメージがつきやすいのも魅力です。
指輪のデザインには手を加えずに、刻印にオリジナルのイラストやマークなどを入れるというパターンもあるわ。
【デメリット】
オーダーと同様、手元に届くまで時間が掛かります。こちらも発注から2〜3カ月を見ておくといいでしょう。また、オーダーよりは自由度は少なくなりますので、希望を全て叶えた指輪が欲しいという人は、オーダーの方がお勧めです。
【費用の目安】
婚約指輪ではセミオーダースタイルはそれほど珍しいわけではありません。ですから、既製品とほぼ変わらない価格で手に入れることができます。費用平均は婚約指輪が36万7000円、結婚指輪が26万9000円(2本)となっています。(「ゼクシィ結婚トレンド調査2019・全国(推計値)より)
【既製品】実物が見られてイメージしやすい
【メリット】
実物を見ることができ、イメージがわきやすいのが魅力です。婚約指輪の場合は、ダイヤモンドは唯一無二のものなので、既製品といえどもオリジナリティがあります。また、刻印入れやサイズ直しがなければ、その場ですぐに持ち帰ることもできます。なお、欧米ブランドは基本的に既製品となります。
刻印入れやサイズ直しをする場合は、出来上がりまで1〜2カ月が必要よ。
【デメリット】
アレンジを加えることは基本的にはできません。メレダイヤをプラスしたいなど、少しでもアレンジを加えたい人はセミオーダーがいいでしょう。
【費用の目安】
婚約指輪は平均36万1000円、結婚指輪は平均24万5000円(2本)。(「ゼクシィ結婚トレンド調査2019・全国(推計値)より)
婚約指輪や結婚指輪の手配方法としては最もスタンダードな方法で、欧米ブランドの婚約指輪はだいたいこの方法となります。
【手作り】思い出になり、愛着が湧く
【メリット】
指輪作りの工程の一部を自分で行うことができ、思い出に残ります。いくつかのデザインの中から選んで制作しますが、自分で手を加えることで世界に一つの指輪が出来上がります。また、比較的費用が安いのも魅力です。製作方法は鋳造と鍛造の2種類がありますが、鋳造の方が一般的です。
愛着が湧くから、大切に身に着けているという人も多いみたいにゃ。
【デメリット】
手作りのため、あまり複雑で繊細なデザインは難しいことがあります。また、制作してから手元に届くまではある程度の時間が掛かり、2〜3カ月は必要となります。
【費用の目安】
指輪のデザインや素材、ダイヤモンドの大きさやグレードなどによっても異なります。安いものでは婚約指輪・結婚指輪ともに10万円以下から可能。
価格は基本料金(デザインやサポートのための費用)、材料費(婚約指輪の場合はダイヤモンドの料金も)で構成されているところが多く、婚約指輪で10〜20万円台、結婚指輪で10万円台くらいが目安となるでしょう。
↓婚約指輪&結婚指輪選びのスケジュールについてはこちらの記事をチェック!
ショップやブランドによってどの方法を採用しているのか異なるから、事前に調べて行くといいと思うわ。
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