マダム、最近モバイル決済で支払うことが増えたみたいだにゃあ。
そうね。新型コロナウイルスの感染予防の観点でも、
キャッシュレス決済が推奨されているのよ。
結婚式のご祝儀もオンラインで贈るようになるのかにゃあ。
↓withコロナの時代の受け渡し方法についてはこちらの記事もチェック?
ご祝儀のオンライン決済サービスでは「Biluce(ビルーチェ)」があるわ。これはwebで招待状を送り、受け取ったゲストが出欠を連絡するとともに、オンラインでご祝儀を贈れるシステムなの。ちなみに、会費制にして、会費をオンラインで集めることもできるわ。
へー、便利だにゃあ。
まあね。現金のやり取りが発生しないから、感染症対策としてもいいし、盗難などのトラブル防止にもなるわよね。事前にお金が手に入るから、結婚式会場への支払いにも充てられるわ。
良いことづくめだにゃ。
ふうん。でも、私みたいな年配者はなんだかな〜と思うわ。
ご祝儀をオンラインでというぐらいなら、いっそのこと会費制にすればいいのよ。そのほうがよほどすっきりするわ。
↓会費制の結婚式についてはこちらの記事をチェック!
まあまあ、そんなに怒らにゃいで。でも、お祝いの気持ちがあれば、オンラインで贈ろうと、ご祝儀袋に入れようと、どっちでもいいんじゃにゃい?
むむ……。そう言われればそうかもしれないけれど、形に気持ちが宿るということもあるでしょう。わざわざ新札を手に入れて、それを美しいご祝儀袋に入れてお渡しする。「どうぞお幸せに」という気持ちをご祝儀袋に込めて贈るのよ。それがご祝儀ってもんなの!
オンラインで贈る人だって、「どうぞお幸せに」という気持ちを込めてポチッとしてると思うけどにゃ。
はいはい。オンラインご祝儀は若い人たちには受け入れられやすいのかなとは思うけれど、私みたいに年配者には拒否感を示す人も多いと思うわよ。WEBで招待状が来て、オンラインでご祝儀くださいだなんて、ちょっとありえないかな。
もし私の子どもがご祝儀はオンラインでなんて言ったら、そんなみっともないことしないでって言っちゃうと思う。
そこまで言うかにゃ!?
だから、まだこうしたシステムが一般化していない今、利用するんだったら、友人や同僚など同世代の人に限った方がいいかも。職場の上司や親戚など年配者にはいままでどおりの紙の招待状で、ご祝儀も普通に頂く方がいいんじゃないかなと思うわ。
コロナを契機に世の中がいろいろと変化し始めているよね。結婚式の形も変化して行くわけで、そのうちの一つがオンラインご祝儀なのかもにゃ。
そうね。そのうちオンラインご祝儀が当たり前で、紙のご祝儀袋に入れて持って行ったら、笑われちゃう時代が来るのかもしれないわね。残念だけど。ご祝儀袋のメーカーさんも大変だわ。
それに、結婚式のご祝儀という文化自体も考え直す時期に来ているのかもにゃ。
あらら、すごいこというわね。まあ確かにご祝儀の問題点はあるかも。ご祝儀はお祝いの気持ちを贈るものだから、本来はその人ができる範囲の金額でいいものなんだろうと思うけれど、みんなちょっと「相場」にとらわれ過ぎていると思う。だから、相場より多いとか少ないとか、ものすごく気になっちゃうのよね。
結婚式のご祝儀の相場は3万円だっけ?
若い世代にとっては3万円のご祝儀ってなかなかの出費よね。結婚式が集中するシーズンには、「ご祝儀貧乏」になっちゃう人もいるし。
ご祝儀という文化は、私はとても素敵なものだと思うんだけど、「相場」として金額が決められてしまうのはちょっと不自由なのかもしれないわ。でも、目安はいくらなのかな?と考えるのは普通のことだしね。
「ご祝儀はお祝いの気持ちで贈るもの。金額はその人が贈れる範囲内で」というのが浸透すればいいんじゃないかにゃ。
まあね。新郎新婦もゲストもみんながそういう共通認識を持てればいいけれど。なかなか難しいのかもしれないわ。これからの時代の結婚式の課題の一つね。
↓結婚式のご祝儀についてはこちらの記事もチェック!
★「コロナの時代の結婚式」についてはこちらでまとめてご覧頂けます。
コメント