結婚が決まり、「結婚式会場を探そう!」となったとき、漠然と会場を紹介するサイトや雑誌を見ても時間をロスするだけです。以下のことをふたりで(あるいは親とも)しっかり話し合うと、結婚式会場を絞り込みやすいですよ。
【日取り】結婚式をいつ行うか
結婚式を行う際にまず決めたいのは結婚式をいつ行うかということです。これはふたりはもちろんも親や招待客の都合にもよるでしょう。
まずはどの季節がいいか考え、日取りを絞って行くのが一般的。土・日曜・祝日がいいのか、平日がいいのか。あるいはふたりの記念日にするというのもありかもしれません。
大安や友引など、六曜についても考えてみましょう。ふたりは気にしなくても、親などが気にする場合もあるので確認しておくのがお勧めです。また、費用を安くあげたい場合は、あえて人気のない仏滅を選ぶという方法もあります。
↓六曜についてはこちらの記事をチェック!
できれば日取りの候補は1つだけではなく、3〜4つくらいまで出しておくのがお勧め。春や秋の人気の日取りは早めに予約で埋まってしまうこともあります。
↓結婚式が最も行われている月についてはこちらの記事をチェック!
【場所・立地】結婚式をどこで行うか
あわせて考えたいのは結婚式を行う場所。招待客の来やすさなどを考慮して決めるのが一般的です。
仕事関係者を多く招待する場合は、ふたりあるいはどちらかが拠点にしているエリア、親族が主体であればふたりあるいはどちらかの地元などが考えられます。あるいは、リゾートウエディングや海外ウエディングという選択肢もあります。
なお、場所については、特定の地名ではなく、漠然としたエリアでも構いません。
【規模・招待客数】結婚式に何人招待するか
何名ほどの結婚式にするのかも考えましょう。エリアにもよりますが、一般的な招待客数は60〜80名くらい。これよりも少ないと少人数ウエディング、多いと大規模ウエディングということになります。招待客数が少な過ぎたり、多過ぎたりすると、ちょうどよい大きさの会場を探すのが少し難しくなります。
招待客数を割り出すときには、誰を招待したいか実際にリストアップをして数えるのがお勧めです。親戚については親に確認しましょう。ちなみに、両家での人数の違いはそれほど気にすることはありません。
招待客数によって、使用できる宴会場や見積もりの金額も変わってきますので、早い段階からなるべく正確に算出するのがお勧めです。
↓招待客の選び方についてはこちらの記事をチェック!
【予算】どれくらいお金を掛けて結婚式を行うか
日取りや場所、招待客と並んで考えておかなくてはならないのが予算です。結婚式にどれくらいのお金が使えるのか、ふたりで話し合ってみましょう。
ちなみに、ふたりの蓄え(自己資金)が心許ないという人は、招待客からいただけるご祝儀や親からの援助についても考えてみてください。
↓結婚式の費用(ご祝儀や親からの援助)についてはこちらの記事をチェック!
【雰囲気】どんな雰囲気の結婚式にしたいか
ここからは結婚式の内容について考えてみましょう。まずは結婚式全体の雰囲気です。これは招待客の顔触れにも関わってくることです。
例えば、仕事関係者が多い結婚式であればきちんとした雰囲気の結婚式に、友人が多い結婚式であればカジュアルな肩ひじ張らない雰囲気の結婚式に……ということになるのではないでしょうか。
あまり難しく考えずに、以下に挙げるような簡単なフレーズで、希望の結婚式の雰囲気をイメージしてみましょう。
カジュアル/ナチュラル/和やかな/親しみやすい/明るい/礼儀正しい/格式ある/個性的な/常識的な/ふたりらしい/きちんとした/スタイリッシュな/おしゃれな/シンプルな/肩ひじ張らない/かっこいいetc.
【挙式】どんなスタイルで挙式したいか
ホテルや結婚式場などは基本的にはどの挙式スタイルでも対応できますが、ゲストハウスやレストランなどでは対応できないスタイルがある場合も。ですから、挙式スタイルを決めておくことも大切です。
↓挙式スタイルについては以下の記事をチェック!
もしこだわっている挙式スタイルがなければ、それはそれで構いません。
【演出】挙式や披露宴でどんな演出がしたいか
最後に、結婚式で行いたい演出について考えておきましょう。たとえば、長いトレーンを引いてバージンロードを歩きたい、フラワーシャワーは絶対に行いたい、お色直しでらせん階段を使って入場したい、趣味の吹奏楽をみんなで演奏したい……。
演出によっては、実現できない会場もあります。会場を決めてしまってから、「あの演出ができないんだ……」とがっかりしないように、どうしても行いたい演出があるのなら、会場選びの際に可能かどうかを聞くのがお勧めです。
以上が会場選びをする前に決めておきたいことよ。最初にしっかり決めておけば後がスムーズだから、ふたりできちんと話し合うといいわ。
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