新型コロナウイルス感染症の流行を防ぐために、私たちには「新しい生活様式」を守ることが求められています。そのため、結婚式のありようも大きく変わりそうです。コロナに気を付けながら結婚式を行うためには、どんなことに注意すればいいのでしょうか。この記事でコロナの時代の結婚式会場の選び方について考えてみました。
三密を防ぐ会場ってどんな会場?
新型コロナウイルス感染症の感染防止のためには、三密(密閉・密集・密接)を避けることが重要といわれています。三密状態にならないような結婚式の会場とはどんなところになるのでしょうか。
換気が適切に行われるか
密閉空間にならないためには、適切な換気が行われることが必要となります。窓がある挙式場や宴会場であれば、披露宴の前後に窓を開けて換気をしてもらうことができますが、窓のない挙式場や会場の場合はどうなるのでしょうか?
その会場がビル管理法(建築物における衛生的環境の確保に関する法律)における空気環境の調整に関する基準に適合していれば、窓がない宴会場であったとしても、換気に関しては特に問題がないと考えられます。
会場選びの際は、会場側にどんな換気対策をしているのか、確認しておくといいにゃあ。
人と人との距離は十分に取れるのか?
密集・密接を避けるためには、人と人との距離が十分に取られなくてはなりません。
そう考えると、挙式を今まで通りのスタイルで行うのはもしかしたら少し難しいのかもしれません。というのも、基本的には挙式場では参列者は肩を並べて座るからです。挙式場でのセレモニーを行うのであれば、参列者は定員の半数程度に絞り、参列者同士が密接しないような方法で行う必要があるでしょう。
一方、宴会場においては、席と席との間隔や配置に気を配る必要があるでしょう。できれば、人と人との間隔は1〜1.5m(可能なら2m)ほどあけ、互い違いに座れるような配置が望ましいといえます。結婚式では食事をしたり、会話をしたりします。その際に発生する飛沫の悲惨をなるべく防ぐためにも、席の配置や間隔は重要でしょう。
<席の配置のイメージ>
ただし、こちらに関しては、新郎新婦が希望したとしても、会場によっては叶えられない場合も。ですから、会場選びの際には席の配置や間隔についてもしっかり確認しておく必要があります。
人と人との接触がなるべく抑えられる動線
結婚式では招待客は1カ所にとどまっているわけではありません。受付をして、挙式場から披露宴会場へと移動します。そうした移動の際に、招待客が自由に動き回ると、人と人との接触が増えてしまいます。
人と人との接触をなるべく抑えるためには、会場側でしっかり動線を確保してもらう必要があります。会場選びの際には、どんな動線で招待客を動かすのかも、確認しておくのがいいでしょう。
↓コロナの時代の結婚式がどんなふうになるのか知りたい人はこちらの記事をチェック!
会場の感染防止対策をチェック
会場選びの際には、感染防止対策が十分に取れるかどうか自分の目で確かめるとともに、会場側にもどんな対策を取るのか、しっかり確認しておきましょう。一般的には対策について文書で提示しているところが多いので、それを確認するのがお勧めです。
<確認したい感染対策>
- 換気はどのように行うか
- 館内の衛生はどのように保っているか
- スタッフはどのように対策しているか(検温、消毒、マスクや手袋の装着など)
文書に記載されていない部分で、気になるところがあれば、遠慮せずに確認するのがお勧めよ。
再び「緊急事態宣言」が出た場合、どのような対応策を取ってくれる?
新型コロナウイルスとの戦いは長期戦が予想されています。一時的には感染者数を抑えられても、いつ再びコロナが猛威を振るうかは誰にも予測できません。「緊急事態宣言」は一度解除されたとしても、再度発出される恐れもあります。
自分の結婚式の際に、再びコロナが猛威を振るったらどうなるのか。こちらについても、会場側に確認をしておきましょう。延期への対応やキャンセル料についても、しっかりチェックしておいてください。
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これからしばらくはコロナとの共存(withコロナ)が求められるわ。私たちにできるのはコロナを正しく知って、できるだけの対策を立てて臨むことなのかなと思うわ。
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