新型コロナウイルスは結婚式にも大きな影響を与えています。「コロナの時代の結婚式」について考えてみました。こちらをクリック!

コロナの時代の結婚式〜いままでとどう違う?どんな挙式・披露宴になるの?〜

コロナの時代の結婚式
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新型コロナウイルス感染症の流行によって、結婚式の内容は大きく変容しそうです。感染防止に努めながら、結婚式を行う場合、その内容はどんなものになっていくのでしょうか? いままでと比べて変化があるのか、ないのか。シミュレーションしてみました。

コロナの時代の結婚式/挙式はどうなる?

挙式スタイル/変化なし?

挙式スタイルは日本ではキリスト教式、神前式、人前式のうち、いずれかを選ぶのが一般的です。どのスタイルを選ぶかは、コロナにはあまり左右されないかとは思いますが、挙式を行う場所や式次第などに制限がない人前式は、何かと融通が利くので、行いやすいかもしれません。

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挙式時間/変化なし

挙式時間はどのスタイルを選んだとしてもだいたい20〜30分くらいです。少人数で人と人とが密着し過ぎないように気を付ければ、これくらいの時間なら問題ないといえるのではないでしょうか。

参列者の顔ぶれや人数/変化あり

披露宴に招待した人には挙式にも参列してもらうのが現代の結婚式の通例です。ですが、全ての招待客に挙式に参列してもらい、挙式場がいっぱいになってしまうと、かなりの密集状態に。というわけで、コロナの時代においては参列者の人数は絞らざるを得なくなるでしょう。

家族や親しい人のみにしてこぢんまりと挙式を行い、披露宴で挙式について報告をするという形にするか、あるいは披露宴会場などにモニターをしつらえ、招待客には画面越しに参列してもらうという形も取れるでしょう。

人前式は、参列者に結婚の承認をしてもらうことになりますので、オンライン参列を採用するのがいいでしょう。

nora
nora

オンラインならではの承認の方法を考えると、意外に盛り上がるかもしれないにゃあ。

挙式後の演出/変化あり

コロナの時代の結婚式 演出 コロナ 結婚式
挙式後には新郎新婦と参列者が集い、フラワーシャワーやバルーンリリース、全員での記念撮影などの演出が行われることが多いのですが、人と人とが密集・密着してしまうので、こちらも避けた方が無難といえるでしょう。

けれども、ガーデンなど広々としたスペースがあるのなら、人と人との距離を十分にとって何か演出を行えるかもしれません。たとえば、バルーンリリースなどは、人と人との距離を保ちつつできる演出の一つといえるでしょう。

あるいは、新郎新婦が通る花道を作り、十分に距離をとってゲストが並び、フラッグを振ったり、ベルを鳴らすなどして、祝福するというのはいかがでしょう。また、ゲストと新郎新婦で等間隔に並び、ハートなどの人文字を作ってドローンで撮影するなんていうのも、ありかもしれません。

コロナの時代ならではの演出を考えるのもいいでしょう。

コロナの時代の結婚式/披露宴はどうなる?

披露宴時間/変化あり

従来の披露宴は2時間30分〜3時間が一般的でした。ですが、コロナの感染防止の観点から考えると、長時間の会食は避けた方がよく、披露宴の時間も2時間以内とするのが望ましいのではないでしょうか。

招待客の顔触れや人数/変化あり

挙式と同様、招待客が密集する状態は避けた方がいいでしょう。となると、コロナの時代においては招待客の人数は絞らざるを得なくなります。宴会場の広さにもよりますが、50名以下が一つの基準になるのではないでしょうか。となると、誰を呼んで、誰を呼ばないか、招待客のセレクトに頭を悩ませることになるかもしれません

↓招待客の選び方についてはこちらの記事をチェック!

結婚式の招待客どう選ぶ?すっきり解決するための方法はコレ!
「結婚式に誰を招待するか?」ということについては「本当に呼びたい人を呼びましょう」などといわれますが、そんなきれいごとではすまない部分も……。ここでは招待客を決める際に役立つヒントをご紹介します。

あるいは、会場には家族や親しい人、希望者のみが参列し、他の招待客にはオンラインで参加してもらうという方法もあるでしょう。

madam
madam

この方法なら、招待客のセレクトにはそれほど頭を悩ませなくてもいいかもしれないわね。

ウエルカムスペース/変化あり

コロナの時代の結婚式 ウエルカムスペース

最近はウエルカムスペースにこだわる新郎新婦が増えています。受付を済ませ、結婚式が始まるまでのひととき、新郎新婦のセンスで飾り付けたスペースで、ふたりの写真を見たり、ウエルカムドリンクを楽しんだり……。ゲストにリラックスして過ごしてもらおうという、新郎新婦のおもてなしの気持ちの表れといえます。

ですが、このスペースもコロナの時代においては、密にならないように十分に配慮する必要があります。スペースが確保できない会場では、ウエルカムスペースを設けることができないという可能性もあるかもしれません。

また、受付はゲストと受付担当者が対面で会話をすることになりますので、ゲストに受付の役割を依頼するのは避けた方がいいでしょう。オンラインシステムで受付ができるようにしたり、ご祝儀は防犯対策をした上でトレーなどの上に置いてもらうようにしたり、人と人があまり接触しないような工夫が求められます。

席の配置/変化あり

コロナの感染防止の観点からはソーシャル・ディスタンスを保って、席と席の間隔は1〜1.5m(可能なら2m)あけるようにすることが求められるでしょう。円卓の場合は1卓に座る人数が今までよりも2〜3名ほど少なくなるでしょうか? 長テーブルの場合は、席の間隔をあけるのはもちろん、対面に座る人とは互い違いになるように席を配置した方がいいでしょう。

<席の配置のイメージ>

コロナの時代の結婚式 席の配置 丸テーブル

対面の人との距離は取りやすいのですが、
隣の人との距離は近くなりがちなので注意

コロナの時代の結婚式 席の配置 長テーブル

対面の人とは互い違いになるように

nora
nora

席の配置については、会場側とも相談だにゃあ。

2mも離すのはちょっと大変……。

装花や装飾・テーブルコーディネート/変化なし?

装花やテーブルコーディネートは新郎新婦のセンスを発揮して、今まで通り思い通りに計画すればいいでしょう。ただ、席と席の間が離れるので、寂しく感じないような装花やテーブルコーディートがコロナの時代には求められるのではないでしょうか。

madam
madam

ソーシャル・ディスタンスを逆手にとって、メジャーをイメージした装飾をテーブル上に施すなど、遊び心がある装飾もいいわね。

料理/変化あり

コロナの時代の結婚式 料理 コロナ 結婚式

コロナの感染防止の観点から、デザートビュッフェは避けた方が無難。スタッフの動きをなるべく少なくして、人と人との接触をなるべく少なくするためには、前菜・メイン・デザート3品など料理の品数を少し抑えるというのもありかもしれません。

日本料理ならお重スタイルで料理を提供してもらうというのも面白いアイデア。フランス料理でも、一皿に何種類かの前菜を盛り込んでもらうなど、シェフと相談すればもっと素敵な料理を提案してもらえるはずです。

nora
nora

披露宴時間を少し短縮する必要もあるし、料理の皿数を少なくするのはありかもにゃ。

衣裳(お色直し)/変化あり

衣裳に関しては今まで通り、新郎新婦が好きなものを着ればいいと思います。ただ、披露宴の時間を短縮し、人と人との関わりをなるべく少なくするという観点から、お色直しは控えるのがお勧めでしょう。

披露宴をお気に入りの1着で通すという人は今までも一定数いましたが、この傾向が今後は強くなって行くかもしれません。

madam
madam

他に着たい衣裳があったら、コロナが落ち着いた後に後撮り撮影をするという方法もあるわ。

演出/変化あり

人と人とが接触するような演出は少し控えた方がいいでしょう。テーブルラウンドの演出はソーシャル・ディスタンスを意識すれば、可能なものもあるかも。例えば、キャンドル・サービスは長めのトーチを使用し、ゲストに近づき過ぎないようにすれば、コロナの時代でもお勧めの演出といえるのではないでしょうか。

また、コロナの時代の結婚式にお勧めなのは、映像の演出。オンラインウエディングの場合も、双方向でコミュニケーションが取れるようにすれば、みんなが一堂に集う披露宴に負けない雰囲気を作り上げることができるでしょう。

おもてなしの気持ち/変化なし

新郎新婦が大切な人たちに結婚の報告をし、感謝の気持ちを表し、今後もよろしくという気持ちを伝えるのが結婚式です。コロナの時代においても、その意味は変わりません。そして、大切な人たちを精いっぱいおもてなしすることにも変化はないのです。

コロナによって私たちの行動様式は今までとは異なるものになりました。でも、その気持ちはコロナとて変えることはできません。おもてなしの気持ちがしっかりあれば、結婚式がどんな形になったとしてもゲストはきっと喜んでくれることでしょう。

↓コロナの時代における結婚式会場の選び方についてはこちらをチェック!

コロナの時代の結婚式〜会場を選ぶときに気を付けたいこと〜
コロナに気を付けながら結婚式を行うためには、どんなことに注意すればいいのでしょうか。この記事でコロナの時代の、会場の選び方について考えてみました。

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コロナの時代の結婚式
新型コロナウイルス感染症の流行によって、世の中はもちろん、結婚式のあり方も変容を迫られています。コロナの時代の結婚式はどうなっていくのでしょうか。

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